院内日誌
皆さまへ
いつも志木いわい動物病院をご利用いただき、ありがとうございます。
私ごとではございますが、令和7年6月30日をもちまして、志木いわい動物病院を退職させていただくことになりました。
これまで愛玩動物看護師として、たくさんの動物たちとご家族の皆さまに出会えたこと、心より感謝しております。
皆さまの大切なご家族であるペットさんたちとの関わり合いの中で、たくさんの学びとあたたかい気持ちをいただきました。
ここで過ごした時間は私にとってかけがえのない宝物です。
直接ごあいさつできなかった皆さまには、突然の報告で驚かせてしまったことを大変申し訳なく思っております。
未定ではありますが、今後も微力ながら志木いわい動物病院に貢献させていただきたいと思っております。
これまで本当にありがとうございました。そして、これからも志木いわい動物病院をどうぞよろしくお願いいたします。
令和7年6月30日
愛玩動物看護師 金子 礼華
突然ですが、〇〇活してますか?
就活、ポイ活、推し活、ヌン活、温活、タピ活(もう死語?笑)…正直、なんだこりゃというものもありますが、最近ではその物事に力を入れることを〇〇活と呼ぶようですね。
今回はそんな中でも聞いたことがあるのではないでしょうか?「腸活」を取り上げたいと思います。
まず「腸活」とは何でしょう。検索サイトのAIに尋ねると『腸活とは、腸内環境を整え、心身の健康を維持するための生活習慣のこと。具体的には、腸に良い食事を心がけたり、運動をしたり、睡眠をしっかりと取ったりすることで、腸内細菌のバランスを整え、健康的な状態を目指す。腸内環境が整うと、便秘や下痢の改善だけでなく、免疫力アップ、美肌効果、アレルギーの緩和、精神的な安定など、様々なメリットが期待できる。』と出てきます。
腸の働きというと、消化・吸収のイメージが強いですがそれだけではありません。エネルギー物質の生成、重要栄養素の合成、免疫応答、情緒の制御、バリア機能、ホルモン調節、解毒作用の補助、生体リズムの調節など非常に多岐に渡ります。そのため、すべての疾患には腸が関連しているとも言えるぐらい腸内環境は重要です。
では、腸活とは具体的にどういったことをしていけばいいのでしょうか。最近ではテレビなどのCMでも乳酸菌というフレーズをよく耳にするようになってきましたが、いわゆる生きた菌を腸に届けるためのものをプロバイオティクスといい、腸内にいる善玉菌が増えるための餌をプレバイオティクスと言います。それらを長期的、定期的に摂取することで腸内細菌のバランスを整えていきます。このバランスが重要で善玉菌、悪玉菌、日和見菌のいずれかが減りすぎても、増えすぎてもダメで2:1:7と言われています。
では腸内細菌のバランスが崩れる原因は何でしょう。それはヒトでは生活習慣の乱れ、食生活、加齢、過剰な衛生環境、不要な薬物といわれています。ワンちゃん、ネコちゃんではまだ研究中ですが、同様であろうと思われます。
腸活をすることのメリットはヒトでは上記のように考えられていますが、ワンちゃん、ネコちゃんではまだ不明な点も多いです。しかし、研究も進んでいて、皮膚科の分野ではアトピー性皮膚炎のワンちゃんである種の菌とプレバイオティクスを摂取することで薬の減薬が可能となった報告がありました。また消化器の分野でもプロバイオティクスの摂取が下痢・便秘のコントロールに有用であることもわかってきています。
腸活興味ある!という方はご相談いただければと思います。
今年もまた暑くなってきましたが、体調の変化にお気をつけて乗り越えていきましょう!
ワクチンは、**命にかかわる病気を未然に防ぐための“予防注射”**です。
犬同士の接触や、散歩中に地面や草むらから感染する病気もあるため、元気そうに見えてもワクチン接種はとても大切です。今回は犬のワクチンについて概要をお伝えしたいと思います。
ワクチンの種類は大きく分けて2つ!
- コアワクチン(必須)
すべての犬が接種すべき基本的なワクチンです。
病気名 | 特徴 |
犬ジステンパーウイルス感染症(CDV) | 発熱・鼻水・神経症状。死亡率が高い |
犬パルボウイルス感染症(CPV) | 激しい下痢・嘔吐。子犬は特に重症化 |
犬アデノウイルス感染症(CAV) | 肝炎や咳などを引き起こすウイルス感染症 |
これらは空気中や排泄物からうつることがあり、命に関わる病気のため、すべての犬に接種が必要です。
- ノンコアワクチン(生活環境に応じて)
お住まいの地域や生活スタイルに応じて接種を考えるワクチンです。
病気名 | 接種をおすすめする犬 |
レプトスピラ症 | 河川や水辺の散歩が多い/自然の多い地域 |
犬パラインフルエンザウイルス感染症 | ペットホテルや多頭飼育環境など |
ケンネルコフ(犬伝染性気管気管支炎) | トリミング・ドッグランを利用する犬 |
狂犬病(法律で義務) | 年1回、すべての犬に必要(コアとは別扱い) |
当院でのワクチンスケジュール
ワクチンにはWASAVA(World Small Animal Veterinary Association/世界小動物獣医師会)という国際団体が作成したワクチネーションガイドラインというものがあります。定期的にアップデートされており、最近では2024年にアップデートが発表されました。このガイドラインを参考に、より現実的にワクチン接種を受けてもらうために下記のスケジュールを目安にワクチンを接種しています。
年齢 | 内容 |
生後6〜8週齢 | 1回目の混合ワクチン |
生後9〜11週齢 | 2回目の混合ワクチン |
生後12〜16週齢 | 3回目(最終)の混合ワクチン |
生後91日以降 | 狂犬病ワクチン(法律で義務) |
1歳以降 | 年1回の追加接種または抗体価検査 |
※混合ワクチン接種後は1ヶ月、狂犬病ワクチン接種後は1週間以上空けて次のワクチンを接種することができます。
このスケジュールはあくまで目安です。その時の体調や、初年度のワクチン接種の場合はお家に迎え入れた時期によってもずれることがあります。
当院でワクチン接種を受けられた患者さんには次のワクチン接種時期にお知らせをお送りしています。わからないこと、心配なことがありましたら当院スタッフまでご相談ください!
本年2月1日より、昼の14時から16時の間は電話対応を一時的に休止させていただきます。手術、検査、処置などで対応が困難なこと、迷惑電話対策、また従業員の働き方改革の一環でこのようにさせていただきます。お薬や療法食のご依頼などは診察時間内にお電話いただきます様ご協力をお願いいたします。
ただし、緊急の場合には留守番電話対応になっておりますので、メッセージを入力してください。緊急性が高いと判断した場合はこちらより再度ご連絡を差し上げます。また動物病院関連の方もメッセージを残していただきます様お願いします。
上記変更について皆様にはご迷惑をおかけする可能性がございますが、ご了承いただきます様よろしくお願いいたします。
院長 岩井
動物用ではありませんが、当院では人用のAEDを常備しております。先日旧AEDの耐用年数が終了してしまったため、2代目のAEDを再導入しました。
実際は過去に一度も利用せず、また利用する機会がない事が重要なのですが、万が一地域で必要になる可能性が起こり得るかもしれません。その時は常備しておりますのでお声がけください。
明けましておめでとうございます🎍
本年もよろしくお願い致します。
今年も皆様に幸多き一年になりますように心よりお祈りいたします。
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年末年始毎年恒例になりつつある、きなこちゃんのお泊まり!!
スタッフのお家にお泊まりをしました。
12月31日 わんちゃんと行ける神社に行き、初詣
1月1日 初日の出を見に行きました☀️
1月2日 ドックランでみんなと楽しく遊びました!!
きなこちゃん今年で12歳、人間にしたら80歳代になりますが
体力があり、たくさん歩いて引っ張ったりおばあちゃんとは思えないぐらい元気でした!
〜お知らせ〜
12月30日(月)〜1月3日(金)まで年末年始のお休みをいただいております。
年内は12月29日(日)まで通常通り診療を行っております。
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今年も残すところあと少しとなりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?
今月25日は待ちに待ったクリスマス🎄
当院にもかわいいサンタさんたちが来てくれました!
⇦ドヤ顔のもやしサンタ🎅(服が若干パツパツ)
最年長のくろたん🐈⬛⇨
最年少のまよサンタ🐈⬛↑
どうやらスタッフのお家にもサンタさんが来てくれたようです…🎅🌟🎶
⇦プラムちゃん🐈 うりちゃん🐈⇨
⇦ケーキが楽しみなリーフくん🐕
不服そうな大福くん🐈⇨
最後に…
絶対にサイズが合わないのに被せてもらえて満足げなきなこちゃんなのでした〜😂
こんにちは!
紅葉が美しい季節になりました。
皆さまいかがお過ごしですか?
今月のブログは、年末年始の診療についてお知らせいたします。
12月30日(月)〜1月3日(金)まで休診とさせていただきます。
1月4日(土)から通常診療となります。
ご迷惑お掛けしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
長期的にお薬処方をしている方で、継続して同じお薬を処方させていただく場合には、調剤にお時間かかるため来院の前日までにご連絡お願いいたします。
また年末年始にお薬の処方がかぶってしまう場合には、いつもより多めにお渡しできますのでお早めにご連絡お願いいたします。
これから本格的に寒くなってくるので、皆さまお体には十分気をつけてお過ごしください!
最後に、本日のもやしくんです!
なんとも言えない顔が可愛らしいです😊