院内日誌
暖かくなってきました〜🌸
お天気が不安定な日が続いてます。お花見のタイミングも今年は難しかったですね。
皆さんは愛犬さんと一緒にお散歩がてら、お花見はできましたか?
愛猫さんは窓辺で日向ぼっこを楽しめていますか?
穏やかな春を満喫してくださいね✨
今日(3/29)の🐱もやしくん
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さて、動物病院スタッフは今年の春に向けて頑張っていたことがあります。
それは、2023.02.19に実施された第一回愛玩動物看護師国家試験です!
ご報告になりますが、当院スッタフ6名全員が無事、
愛玩動物看護師国家試験に合格
いたしました!!
大切なペットさんたちが健康長寿でご家族の皆様と暮らせるように、今後もより質の高いサポートができるよう頑張りたいと思います。
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そして、春と言えば…
忘れてはいけない大切なことがあります。
そう、予防です!!
愛犬さんの狂犬病予防注射、フィラリア予防、ノミ・マダニ予防など…
愛猫さんも寄生虫予防など…
当院では、この予防シーズンのタイミングでペットさんたちの健康診断をおすすめしております。
(健康診断の血液検査をご希望の場合は絶食下でご来院ください)
※3月〜6月30日までの期間に限り、院内検査の他に外部検査センターへの受付も行なっております。
(詳しくは当院スッタフまでお尋ねください)
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また、志木市、新座市にお住まいの方は狂犬病予防注射接種後の市役所での手続きが当院で行えます。
(志木市は今年度から手続き可能になりました)
市役所から郵送されてきた
[令和5年度狂犬病予防注射申込書]
ハガキをご持参いただけると手続きがスムーズです。
ご来院の際は、診察券と一緒に受付にハガキをお出しください。
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そして、4月からスタッフも新たに入社予定です。
皆様よろしくお願いいたします✨
いつも当院のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今回の内容は……
猫ちゃんを飼っている方必見!
猫ちゃんにとって、とても重要な『爪研ぎ』について書かせていただきます。
まず最初に知っていただきたいことは、
なぜ、猫ちゃんが爪を研ぐのかということです。
理由は三つあります。
①鋭い爪を保つため
猫ちゃんは本来狩りをする動物です。そのため大事な武器となる爪のお手入れは欠かせません。
古い爪を剥がして、鋭い爪を維持します。
②マーキングのため
前足の肉球には匂いのある分泌物を出す臭腺があり、爪を研ぐことで自分の匂いを付けます。
それによって縄張りを守ろうとします。
③ストレッチや気分転換
何か気まずいときに、安心感を得るために爪を研ぐこともあるようです。
つまり、どの猫ちゃんにとっても爪を研ぐということは、
本来生きていく上で必要な、習性・行動なのです。
なので、猫ちゃんに爪研ぎを止めさせることはできないのです。
しかし、この爪研ぎに頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
猫ちゃんを飼っている方なら、誰でも一度はソファーや壁紙、大切な家具などで爪研ぎをされてしまった経
験があると思います。
では、人間と猫ちゃんがお互いに気持ちよく過ごすにはどうしたら良いのでしょうか?
単純かもしれないですが、最も大事なことは、
『爪研ぎを用意すること』です。
爪研ぎはもうすでにあるよと思われた方もいると思いますが、
ここで重要なのは、猫ちゃんの好みに合わせた爪研ぎを用意することです。
ダンボールが好きな子もいれば、木製、縄製が好きな子もいます。
また、置くタイプが好きな子もいれば、壁に付けるタイプを好む子もいます。
もし今使っている爪研ぎをあまり猫ちゃんが使ってくれないのなら、別のタイプのものを是非試してみてく
ださい。
新しい爪研ぎを用意しても興味を示さない場合は、前足の肉球を爪研ぎに優しく擦り付けてみてください。
自分の匂いが付くと、安心して爪研ぎを使ってくれることもあります。
そして、古い爪を剥がすためには、定期的に新しいものに交換することも重要です。
それでも、ソファーや壁紙などで爪研ぎをしてしまう場合は、アクリル板を貼ったり、猫ちゃんが少し苦手
な柑橘系のスプレーをかけると、そこで爪を研がなくなることもあります。
猫ちゃんにとっての爪研ぎは、人間が思っている以上に大切な事です。
このブログが猫ちゃんの爪研ぎについて少し考えていただく機会になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
早いもので2023年が始まりもう一月が経ちました。
段々と寒さも厳しいものとなり、雪が降りそうな日もありますね。
よくヒトでは、特に四季がある日本のような国では季節の変わり目など体調の変化が起こりやすいといいます。
最近では気象病という言葉も定着してきていますね。
ではワンちゃんやネコちゃんではどうでしょうか?
実はヒトと同様に季節の変わり目や気候、気圧の変化に伴い体調が変化する可能性があります。
詳細な機序についての確定的な報告はありませんが、自律神経の乱れやストレスが関与していると思われます。
例として、消化器症状(胃腸炎に伴う嘔吐や下痢)、泌尿器症状(膀胱炎など)、運動器疾患(関節炎の増悪)、呼吸器疾患(発咳など)などが挙げられます。
特にネコちゃんは寒さを苦手とする子が多く、温かいところでじっとして動く頻度が減るためお水を飲む機会が減ると言われています。その結果、トイレに行く回数も減り蓄尿時間が増え、膀胱炎やおしっこの中に結晶成分が析出してしまう尿石症になる子が多くなると言われています。膀胱炎や尿石症、膀胱結石は重症例ではおしっこが出なくなってしまう怖い状態になることもあり得ます。
気候や気圧の変化の対策はなかなか難しいですが、寒さに対しては室温を暖かくする、湯たんぽなど暖をとるものを設置するなどができるかと思います。
まだまだ寒い日が続きますので、暖かくして体調の変化にはお気をつけください。
我が家のワンコもかまくら型のベッドでよく寝ています。。。
今年も残すところあと少しとなってまいりました。
志木いわい動物病院は12月29日で年内の診療を終了し、2023年は1月4日から診療開始します。
毎年恒例なのですが、休診日に全員集合して病院の大掃除を行いました!
普段なかなか手の届かない場所がピカピカ綺麗になり、すっきりした気分で新しい年を迎えられそうです。(張り切った代償としてしばらく筋肉痛と腰痛に悩まされるスタッフも・・・)
今年もたくさんの出会いと別れのある1年でした。
来年も大切なご家族の健康をサポートできるよう、スタッフ一同励んでまいります。
今年最後の病院メンバーからのご挨拶をさせていただきます。
♥最近オムツが手放せなくなってきた、現在当院最高齢のくろたん
♥来年で10歳!白毛が増え、白内障も見つかりすっかりおばあちゃんですが、いつまでもおちゃめなきなこ
♥年々名前にそぐわない立派なボディになってきているもやし・・・(靴の匂いが大好き!)
皆さまどうか良いお年をお迎えください!
先日、スタッフの集合写真を撮りました!
後日ホームページ上にも更新予定です🐾
当院の看板犬きなこと、アイドル猫くろたん、スタッフルームの主こともやしくんも一緒に
今回はスタッフの飼い猫二人もゲストで来てくれました😆
きなこはこの中で一番落ちつきが無く、カメラ目線はほぼしてくれません・・・
惜しくももやしくんは目を逸らしてしまいましたが、くろたんは百発百中カメラ目線!さすがアイドルです✨
そして、ゲストの猫ちゃんたちはきなこの匂いに終始どきどきしていましたが・・・
楽しく撮影できました!
〜お知らせ〜
11月6日(日)は通常よりもスタッフが少人数体制(獣医師3名、他3名)での診療になりますので混雑が予想されます。
緊急でない方は別日にご来院いただけますようご理解とご協力のほどお願いいたします。
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〜新メンバー紹介〜
紹介が遅くなりましたが、4月から入社した、スタッフの熊谷さんです!
写真はくろたんに協力してもらいました📸
〜おまけ〜
10月という事でもやしくんとくろたんに仮装してもらいました🎃🦇
こちらはもやしくんお得意のカメラ目線です!!
しかし被り物は苦手みたいで口が半開きに・・・
くろたんもバッチリカメラ目線です✨
9月に入り残暑が厳しい日もまだありますが、
涼しい日も多くなり動物さんにとっても過ごしやすい季節になってきました!
さて、『紅葉🍁』『食欲の秋🍠』『読書の秋📙』『芸術の秋🎨』『スポーツの秋🏃♂️』などといった
秋はイベントや行事が盛りだくさんの季節ではありますが、
9月20日〜26日は『動物愛護週間』!
動物愛護週間とは、日本国民が動物愛護・適正飼育に対して興味や関心を持ち、理解を深めてもらうために設けられた期間です。(動物の愛護及び管理に関する法律)
歴史としては1915年に、アメリカ動物愛護協会が制定したのが始まりで、日本では1927年5月に初めて動物愛護週間が開催されました。
毎年テーマが設けられ、今年は「子どもも大人も一緒に考えよう、私たちと動物」です!
動物と人とが共存していく中で、考えて取り組んでいかなければならない問題は沢山あります。
ですがまずは難しく考えず、「この動物はなんて名前だろう?」なんて小さな疑問でもいいので、
動物についていろいろ考えて調べてみたり、飼っているペットさんがいるのであれば、いつもより多くスキンシップをとってみたりと身近な動物たちについて考えてみたりするのもいいかもしれません🐶🐱
この期間を中心に、国、地方自治体、関係団体などが協力して、全国各地で各種行事を開催していますので、お時間のある方はぜひ参加してみてはいかがですか♪
まだまだ暑い日が続きますが、体調に気をつけてお過ごしください!!
話変わりますが、8月といえば、、、、、
夏🍉ということで
当院でも夏を満喫してみました!!
くろたん水なしのプールに!!
怖くてすぐに出ようとしてました😅
きなこ初めてのプール!!
最初はビビりながら入っていましたが
少しずつ慣れて最後には気持ちよさそうな様子でした!!
暑中お見舞い申し上げます。
連日厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
マスク生活での猛暑に加え、局地的なゲリラ豪雨が話題になったりと心配事が尽きない日々ですが、今年の夏も元気に乗り切りたいですね!
365日、快適温度で過ごす当院のワンコ&ニャンズたちは変わらず元気に過ごしております。
暑い夏はまだまだ続きます。飼い主様と大切なご家族であるペットさんたちが健やかな日々を過ごせますよう、お祈り申し上げます。
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今日は素敵な夏のお便りが届きました!!!
当院のアイドル🐱くろたん🖤
スイカ〜🍉!!!
『わ〜い♪ わ〜い♪』
夏! 感じますね〜☀️
警戒心抜群の🐱もやしくん🍉
食べる気満々🐶きなこちゃん🍉
上福岡OZ動物病院の院長先生(以前、当院で勤務していた獣医師の小沢先生)から頂きました〜🍉
いつの間にか梅雨も明け、連日厳しい暑さが続いております。
無理せず冷房を活用し、猛暑を乗り越えましょう。
全国の猫好きの方、お待たせしました!
今月のブログは猫の雑学についての話です。
ただし、これを知っても今後の猫ライフに役に立つことは全くないです。
読むと少しほっこりできるような内容だと思いますので、少々お付き合いお願いします。
まずはいつ頃から日本に猫がいたかご存知でしょうか?
長崎県の遺跡から猫の骨が発見され、約2100年前のものであることが分かりました。
つまり、弥生時代にはすでに日本に猫がいたということです。
その後、奈良から平安時代にかけて、中国から仏教の経典を運ぶ船とともに本格的に猫が渡来したとされています。
この猫は『唐猫』と呼ばれ、当時の貴族たちに愛玩動物として飼われるようになったようです。
『枕草子』や『源氏物語』にも猫が登場するようですが、
猫に関する最初の記述がある書物は、第59代天皇、宇多天皇の日記である『寛平御記』であるとされています。
宇多天皇は父の光孝天皇から黒猫を譲り受け、『寛平御記』にはこの黒猫のことが事細かに書かれており、
いかに寵愛していたかが分かる内容となっています。
そのため、日本で最初の愛猫日記、現代でいう最初の愛猫ブログであるとされています。
内容を一部紹介したいと思います。
「身体の長さは約45cm、高さは18cmほど、かがむ姿は小さな黍(きび)のようで、伸びた姿は長い弓に似ている。
いつも頭を低くし、しっぽを地面につけている。」
「毛の色は類稀で、他の猫はぼやけた黒色だが、この猫は漆黒で墨のようである。丸まっているときは足もしっぽも見えず、
その姿は黒い宝玉のようだ。」
「歩くときは、音も声も立てず。まるで雲の上を行く黒龍のようで、ネズミを捕らえるのも、他の猫より上手だ。」
「猫にこう言ってみた。「お前は心と身体があるのだから私の心が分かるな。」すると猫は、猫は胸いっぱいの様子で、喉を鳴らし、
私の顔をじっと見つめていた。」
「私は毎朝ミルク粥を与えて可愛がっているが、それはこの猫が優れているからではなく、
単に先帝(父)から受け継いだものだから大事にしているのである。」
平安時代の天皇がこのような日記を書いていたことを想像すると、なんとも微笑ましい内容だと思いませんか?
溺愛ぶりがうかがい知れますが、ツンデレ具合もまたなんとも言えません。
また、この黒猫はとても幸せだったに違いないでしょうね。
猫の魅力は、時代を超えて愛される存在だったと思うと、とても感慨深いものです。
ペットを想う気持ちは昔も今も変わらないですね。
長い文章になってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました。
最後に当院の黒猫の写真でお別れしたいと思います。