院内日誌
今年に入ってから新型コロナウイルス感染症の影響で、不安とストレスフルな日々が続いております。ペットも新型コロナウイルスに感染するのかどうか・・・心配されている方も多いと思います。
世界小動物獣医師会(WASAVA:World Small Animal Veterinary Association )では、新型コロナウイルスと伴侶動物についてのガイドラインを発表しています。
現時点では新型コロナウイルスはヒト−ヒト感染で、ペットから感染したり、ペットに感染したりする可能性は低いとされています。ただし、まだ不明な点の多いウイルスです。今後情報が変わっていく可能性はありますので、現時点から注意は必要です。動物に触った後は、しっかり手洗いなどを行いましょう。
また、もしご自身が感染してしまった場合は、ペットのお世話はご家族などにお願いし、なるべくペットに接触しないようにしてください。ご自身でお世話をしなければならない場合は触る前後に手洗いを行い、マスクをつけるなどの対策をしてください。
早く新型コロナウイルスに対するワクチンや特効薬が開発され、この恐怖から解放されることを祈るばかりです。それまで、私たちにできることは感染拡大を抑えるために行動をすること。
当院でもスタッフのマスク装着、こまめな手洗い、院内の定期的な消毒・換気などを今まで以上に、さらに徹底して行うようにしております。また、当院では診察の順番が来たら呼びたし音が鳴るベルをご用意しております。極力待ち時間の少なくなるよう努力はしておりますが、待合室は込み合いやすいため、できるだけ自家用車で来院いただき、お車でお待ちいただきます様、よろしくお願いいたします。また週末は混雑することが予想されます。平日は週末ほどは混雑しないため、可能であれば平日のご来院をお勧めします。
今後緊急事態宣言が発令されるなどの事態により、当院での診療体制も一時的に変更になる可能性があります。変更が発生した場合は当HPや院内掲示でお知らせいたしますので、定期的な確認をお願いいたします。ご不明、ご心配な点があればまずはお電話にてお問い合わせください。
新型コロナウイルスとは関係なく、4月から診療時間が一部変更になり、午後の診察終了時間が19:00から18:30になりました。ご迷惑をおかけしますが、ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
この変更の関係で、3月後半から診察券の切り替えも順次行っています。
来院された時に新しい診察券をお渡ししています。以前のものが使えなくなるわけではないので、ご心配されないようお願いします。
今まではラミネート加工した診察券でしたが、今回はプラスチック製でデザインもリニューアルしました!おたのしみにしていてください!
今日は四年に一度の閏日です。そんな少し特別な日に更新できて嬉しいです😆
さて、最近日が少し長くなり 段々と春の気配が近づいてきました。
そうなると…蚊やノミダニといった寄生虫が段々と活発になってきます。
今年もまた、本格的な寄生虫予防のシーズンがもう目の前までやってきています!
最近は、寄生虫予防薬の種類がかなり増えてきています。
スポットタイプや経口タイプ、経口タイプにもおやつタイプや錠剤タイプ、他にも
フィラリアやノミ・マダニを一つで予防できるオールインワンタイプなど…
本当に様々な種類の予防薬が出てきています。
もし気になるお薬がありましたら、当院スタッフにお気軽にご相談ください!!
その子にあった予防薬を提案させていただきます。
また、フィラリア予防の前には必ずフィラリアの検査が必要になりますので
ご来院の際フィラリアの検査をしてからお薬処方となります。
蚊が出始める時期が予防開始時期になりますので、三月末から六月頃までには
ご来院下さい。
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コロナウイルスの蔓延により、人混みを避けるようになどの呼びかけが出ておりますね💦
当院では、お車でお越しの方やお外でお待ち頂く際に 呼び出しベルをお渡しする事ができます!
病院から離れすぎてしまうと鳴らない可能性がありますが、駐車場内位の距離であれば
呼び出しベルを鳴らして順番が来たことをお知らせできますので、お車やお外でもお待ち頂けます。
受付の際お申し付け頂ければお渡しすることが可能ですので、
来院の際お気軽にお申し付けください😊!
また、長期的なお薬処方をしている患者様で 継続して同じ薬を処方させていただく場合は、
来院前日までにご連絡頂きますと事前にお薬を準備する事ができます。
長期処方のお薬は調剤にお時間をいただいてしまう事が多いため、事前にご連絡いただく事で
来院の際お待ちいただく時間を少なくする事ができます。
お電話でのご連絡で大丈夫ですので、ぜひご利用ください。
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最後に、最近のもやしくんです🎵
おきにいりのベッドにて、ドヤ顔です✨
あけましておめでとうございます。
今年もスタッフ一同、患者様のお役に立てるよう精進してまいります。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、今年は東京オリンピックが開催されるので賑やかな年になりそうですね!
皆さんはこの一年、どんな年にしたいですか?何か始めたいことはありますか?
まだ決まっていない・・・そんな方に、私は愛犬、愛猫さんの歯磨きをオススメします☺️
実はわんちゃんの3歳以上の80%が歯周病と言われています。
もちろん、わんちゃんだけではなく、ねこちゃんも歯周病になります!!
そのためにはまず歯周病にならないために、歯磨きをしましょう!
ですが、急に歯磨きをしよう!と言われてもなかなか難しいですよね・・
まずは、お口に触る練習から行いましょう✨
そして徐々に慣れてきたら歯ブラシを使うことをオススメします!
また、最近では、歯磨きのお供に動物さん用の歯磨き粉がたくさんあります。
ローストチキン🍖、グリーンアップル🍏、バニラミント、シーフードなど
フレーバーがついている歯磨き粉や、歯周病ケア用の歯磨き粉など種類が豊富です!
当院にご来院の際にお口のチェックもできるので、
その子にあった歯磨き粉をご提案させてください!
歯磨きは愛犬、愛猫の健康のためになり、
ご褒美をあげながら楽しいことと組み合わせれば
たくさんスキンシップがとれて信頼関係や絆も深まります💖
ぜひ、今年から歯磨きを始めてみませんか??
〰お知らせ〰
12月30日(月)〜1月3日(金)まで年末年始のお休みを頂いておりますので、ご注意ください。
年内は12月29日(日)まで通常通り診察を行なっております。
今年もあと、残すところ1週間となりましたね。
寒い季節がまだまだ続きますが体調に気をつけてお過ごしください。
さて、12月25日といえば‥‥
クリスマスですね!
サンタさんからプレゼントをもらって喜んでいたり、
美味しいケーキやチキンなどでお祝いムードだと思います。
そんな中院内では、クリスマスにちなんで、くろたんが可愛い格好をしています!
サンタさんコスプレです!笑
スタッフに着させてもらいました。 バッチリカメラ目線です☆
皆様ご周知の通り、昨今働き方改革が施行され、当動物病院も勤務体系について見直しをすることとなりました。
午前・午後共に診察開始時と終了時は比較的混雑することが多い時間帯ですが、勤務体系の見直しから朝の9時台と、夜18時以降はスタッフ数が減少することになりますので、診察が円滑に回らないことが予想されます。
お仕事をされている飼い主様にも同様に勤務体系への対応が迫られているかと存じます。また各業界と同様に人手不足も当動物病院にも及んでおります。
動物の命を守る仕事として対応時間の短縮は非常に心苦しい選択ではありますが、2020年4月より午後の受付時間を下記の通り30分短縮させていただきます。
午前 9時〜12時
午後 16時〜18時半
※18時半までに来院していただければ対応させていただきます。
皆様には大変ご迷惑をおかけしまいますが、どうぞご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
志木いわい動物病院 院長 岩井 哲
こんにちは!
グッと冷え込むようになり、秋の終わりを感じますね。
この時期になると油断してしまいがちな寄生虫の予防。
今回はフィラリア症についてお知らせしたいと思います!
フィラリアとは心臓の中に住みつく寄生虫で、フィラリアを持った蚊に刺されることによって移ってくる病気です。
動物病院の指示通りにきちんとお薬をワンちゃんに与えていた場合は、予防が行き届いているため感染の可能性が低いと考えられます。その際、予防を続ける期間がとても重要です。
大切なのが今!この季節の予防なんです。
「寒いし、もう蚊なんて見かけないのに?予防する必要があるの?」
そう思われる方が多いかも知れませんが、途中で投薬を辞めてしまうと、予防していたのにフィラリアに感染してしまった!な〜んてこともあります。
フィラリアを予防する期間は地域によっても差があります。
おうちの周りや、お散歩コースで蚊が見られなくなってから一ヶ月後まで!必ず、指示された期間投薬することが大切です。(地域によっては通年予防が必要な場合もあります)
志木市周辺にお住まいの患者さまは、11月下旬もしくは12月上旬に最後の1回分の予防薬を投与してください。
しっかり予防して大切な家族であるぺットさんの健康を守りましょう!
日に日に寒さも身にしみる季節となってきました。
季節の変わり目は動物も体調を崩しやすいですが、皆さんはいかがでしょうか?
今回はタイトルにもありますが、
猫ちゃんとの「上手な遊び方」について
書きたいと思います。
まず当たり前のことですが、猫は肉食動物です。
肉食動物の猫には”狩猟本能“が備わっています。
野生の猫であれば、
幼少期の親兄弟とのじゃれ合いや遊びの中で、
狩りに対する能力を徐々に鍛えていき、
生後半年もすると独り立ちし、親元を離れていくとされています。
しかし、これが飼い猫になるとどうでしょう?
食事は向こうから勝手にやってくるため、
狩りをする必要がありません。
すると、猫は持て余したエネルギーを別の行動で消費します。
例えば…
・夜の大運動会
・高いところの物を落とす
・待ち伏せて飼い主を噛む
まさに猫あるあるです。
お腹が空いた時などに飼い主の気を引くための行動の場合もありますが、
これらは猫からすると遊ぶことの一環でもあります。
遊ぶことで余ったエネルギーを消費しているのです。
つまり言い換えると、
猫自身が十分満足して遊んだと思ってくれれば、
飼い主にとって、時には迷惑となる先ほどのような行動も、
減らすことが出来るかもしれないということです。
では、猫が満足する遊びとはなんでしょう?
それはすべての猫に備わっている狩猟本能を目覚めさせるような遊び、
つまり
「狩りごっこ」です。
野生の猫の狩りは、
獲物を狙う→追いかける→捕らえるという一連の流れです。
これをイメージしながら、ネズミ・じゃらし系のおもちゃを
上手く操作してみてください。
時間は5〜10分くらい構いません。
そのかわり、この時間は真剣に遊んであげてください。
飼い主が寝る前に遊んであげれば、
猫ちゃんも朝までぐっすり寝てくれると思います。
ちなみに飼い主にとっては楽なレーザーポインターは、実際に物を捕えたという
感覚がないため好ましくないそうです。
ぜひこのことを意識して、猫ちゃんと遊んでください。
もっと猫との信頼関係を高められるはずです。
おじさんくろたんでもちゃんと遊びます。
でも…
おもちゃを間違えて飲み込んでしまう猫ちゃんもいるので、
遊んだ後のおもちゃは必ず片付けましょう!
早いもので今年も残すところ3ヶ月になりましたね。
段々と日が昇ってる時間も短くなり、秋の訪れを感じ始めているのではないでしょうか。
さて、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが...
ユニフォームが変わりました!!
看護師さんは以前の水色からガラッと変わったので、「オッ!」と思った方も多いのではないでしょうか。
ちなみにですが...
獣医師も変わっております...色は同じなので新鮮みはないかもしれませんが笑
また、リニューアルといえばですが、先日全国の獣医さん、看護師さんが集まる学会に交代でスタッフが参加してきました。
今まで悩まされていた病気や症状などに対する新しい治療やお薬、ご飯など、また改めて日常遭遇することの多い病気についてなど勉強してきました。
というわけで、いろいろと新しくなり心機一転、これからも患者さんに寄り添った医療を提供できたらと思います。
よろしくお願いいたします。
先日院内セミナーがありました。
テーマは慢性腎不全の診断についてです。
慢性腎不全は残念ながら完治が難しい病気です。
しかし早期に発見し治療をしていくことで、無治療よりも長く付き合えることの多い病気でもあります。
早期に発見するための検査や進行を遅らせていくための治療薬・療法食などが、日々研究・開発されています。
早期発見のためにも定期検査は重要です。
シニア期に入ったペットさんは年に1回の健康診断をおすすめします。
また、痩せてきた、食欲にムラが出てきたなど身体に変化を感じた時は、ぜひご相談ください!
さて、今回のセミナーではおさらいテストがありました。
見事全問正解したのは院長と鳥飼先生!
賞品として腎臓のペロペロキャンディーが贈られました。
なめていくと中の腎臓の絵が腎臓病のステージ(IRIS:International Renal Interest Society)1(初期)から4(末期)へ変化していくという小テクの効いた一品のようです。
動物看護師Kさんは気づいてしまいました。
このキャンディーには「腎臓をなめたらいけないよ」というメッセージが含まれていると・・・残念ながらこのペロペロキャンディーには誰も手がつけられないことでしょう・・・
長い梅雨が続いています☔ そろそろ明けるのかな...?
もうそろそろ八月、夏本番の気候が少し楽しみになってきましたね!
急に暑くなるようですので、エアコンなどでペットさんの体調管理も引き続き行っていただき
熱中症には十分お気をつけ下さい。
***
今回は...まず犬と猫の足跡についてお話しします。
突然ですが、この2種類の足跡 どちらが犬・猫か分かりますか?
正解は...左が犬、右が猫になります。
肉球の大きさなどにも差がありますが、爪の跡があるのが犬 無いのが猫となります。
なぜこの違いが出るのでしょうか!?理由はご先祖さまの狩りの方法の違いにあります!
🐶犬はオオカミがご先祖さまです。
オオカミは集団で協力して獲物を追いかける狩りの方法をとります。その時地面を蹴って速く走るために、爪はスパイクの役目を果たしていたのです!
🐱猫の場合、狩りをする時は獲物に音を立てずぎりぎりまで忍び寄り、短距離走で一気に追いつめ仕留める!という方法をとります。
この時爪があると足音がたってしまい獲物に気づかれてしまいます。それを無くすため猫の爪は必要なときだけ出し入れすることができるようになったのです!
***
足跡だけで、犬猫の爪にはそれぞれの使い方があるということがわかりました😄
そんな爪ですが...わんちゃんなのに爪が猫のように丸まるくらい伸びていたり、
ねこちゃんなのに『カチカチ』と足音を立てて歩いたりすることはありませんか?
もしかしたら爪の伸び過ぎのサインかもしれません!!
***
犬の場合、小型犬で地面を強く蹴らずに歩く子なら丸まりながら伸びるケースもあります。
その場合であれば適切に爪を切っていれば問題は無いです😁!
ただ、伸び過ぎで丸まっている場合は話が別になります💦
犬猫の爪は伸びてくると人のようにまっすぐに伸びるのではなく、くるんと丸まって伸びてしまうため、そのままにしてしまうと歩きづらくなります。
そして伸びた爪は物に引っかかり易く、爪が折れてしまうこともあります。
最悪の場合、伸びすぎた爪は肉球に刺さってしまいます😱
そうなると、つまりは足に怪我を負うことになります。
たかが爪切り...と思うかもしれませんが
そうならないために定期的な爪切りが必要になってくるのです。
また定期的に爪を切ることにより、爪の中に通っている血管の伸び過ぎも防ぐことができます。
***
ペットさんが爪を切るのが初めて、慣れてない...というときは、まずは足先を触る練習から始めて下さい!
足先を触ったり、少し足を握ってみたりした後にご褒美をあげ、たくさん褒めてあげて下さい。
一日一分でも行ってあげれば段々本人も触られることに慣れてくると思います。
それに慣れてきたら、ようやく爪を切る準備が整います!
爪を切るときも、始めのうちは先端の角を取るだけというイメージで、
ほんの少し切るだけで大丈夫です。
犬猫の爪の中には血管が通っていて、切りすぎると血管を切ってしまうので
少しだけ注意が必要ですが、慣れてくるとどこまで切ればいいか分かるようになってきます。
爪切りも、本人が嫌がったら一度手を止めて大丈夫です。そしてたくさん褒めてご褒美をあげて下さい。できたら五分〜三分くらいの短い時間で済ませることが大切です。
ご飯が大好きな子ならば、ご飯の時間の前に行えば、
爪切りの後にうれしいことがある!と覚えてくれ、より上手にできるようになってくれると思います。
<☆おやつのあげ過ぎには注意しましょう!オヤツをあげた分だけご飯を減らすなど調節し、食べ過ぎないように心がけるようにしてあげて下さい>
***
どこまで切ったらいいの?どうやってきればいいの?など爪切りの方法などで
分からないことがあればお気軽にご相談下さい😊
また、病院で爪切りの処置も行うことができるので、
爪切りの練習中で全部の爪は切れなかった...
爪切りが苦手で、おうちでは切らせてくれない...
という時も、お気軽に受付にてお申し付け下さい✨
スッキリした爪で、暑い夏も乗り越えていきましょう!!